2020年8月15日(土)
京橋駅空襲被災者を追悼
清水・宮本氏参列
大阪
 （写真）手を合わせる（左から）清水、宮本の両氏＝14日、大阪市都島区 |
「第６６回京橋駅空襲被災者慰霊祭」が１４日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、式を縮小して、大阪市のＪＲ京橋駅南口の慰霊塔前で行われました。
日本共産党の清水忠史衆院議員、宮本岳志前衆院議員が参列しました。
終戦前日の１９４５年８月１４日、大阪空襲最後の攻撃で、大阪城内にあった大阪陸軍造兵廠（しょう）を爆撃。数個の１トン爆弾が京橋駅を直撃し、列車とホームにいた乗客５００人から６００人が犠牲になったとされています。
祭壇に手を合わせた男性（６７）＝大阪府豊中市＝は「もっと早くポツダム宣言の受け入れを表明していれば、犠牲者を出すことがなかった。政治権力による引き延ばし、権力者たちの保身のために失われてはならない命が失われた。こんなことが起こってはいけない」と話しました。
「退職する２年前から来ています」と言う人（８１）＝大東市＝は「悲惨な戦争の犠牲を風化させたらあかん」と述べました。
