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2020年8月22日(土)

隠岐4町村長らと懇談

大平氏「国政に声届ける」

島根

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(写真)平木村長(左端)と懇談する大平氏(右)=20日、島根県知夫村

 日本共産党の大平よしのぶ前衆院議員・衆院中国ブロック比例予定候補は20、21の両日、島根県の離島、隠岐(おき)諸島の全4町村を訪れ、首長らと懇談しました。

 松江市からフェリーに2時間乗り、最初に訪れたのは人口642人(1日現在)の知夫(ちぶ)村。平木伴佳村長は「人口は4年間で40人近く増えています。この小さな島で子どもが昨年9人、その前年も9人生まれ、保育所を建設中です。就学前の児童は36人います」と喜びました。

 医療・福祉や地場産業の畜産、水産の担い手確保の取り組みなども紹介し、「まだまだ可能性はある」と平木村長。初めて同村を訪れた大平氏は出産2人目まで50万円、3人目以降100万円の祝い金や結婚祝い金など村独自の支援にふれ、「少ない財源の中で涙ぐましい努力をされ、確実に実を結んでいますね」と述べました。

 渡船で約20分の海士(あま)町では、吉元操副町長と懇談。コロナ問題では観光業者などへの金銭面の支援にとどまらず、大江和彦町長が個別に話を聞くなど精神面への支援の取り組みも紹介され、「現場の課題は病院がある島と、ない島でも違い、千差万別。地域の要望を真に受け取り、現場に任せてほしい」と語られました。

 さらに渡船で約5分の西ノ島町では升谷健町長と懇談しました。2017年施行の有人国境離島法で始まった航路と航空路の運賃助成が島民に限られていることについて、升谷町長は「(島外を含む)全員が対象と思っていた。交流人口を増やすため、島外の人も対象に」と求めました。

 再びフェリーに1時間ほど乗り、隠岐の島町で池田髙世偉(こうせい)町長と懇談。村上三三郎(みさろう)党町議が同席しました。池田町長はコロナで観光業が大打撃を受けているとし、「やめたところはないが、宿泊業を中心にした対応が重要だ」と語りました。

 大平氏は「国政に戻り、みなさんの声を届けられるよう頑張りたい」と述べました。

 岩田剛東部地区委員長が同行しました。


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