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2020年9月4日(金)

少人数で豊かな教育

文科省に「えがお署名」9.5万人分

全教・教組共闘・子ども全国センター

 全日本教職員組合(全教)、教組共闘連絡会、子ども全国センターは3日、少人数学級、教員定数増、教育無償化などを求める「えがお署名」9万5382人分を文部科学省に提出しました。


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(写真)「えがお署名」提出行動で主催者あいさつする梅原氏(右)=3日、文科省前

 文科省前の提出行動であいさつした子ども全国センターの梅原利夫代表幹事は、「少人数学級実現の願いがつまっている」と訴え。知事会など首長3団体や校長会など少人数学級の早期導入を求める声が広がり、来年度実施も含めた検討の動きにもふれ、予算化を求める世論と運動を呼びかけました。

 情勢報告した全教の波岡知朗教財部長は、「署名は10万人を大きく突破させよう。特別支援学校設置基準の策定、コロナ禍で学生への補償も喫緊の課題だ」と述べました。

 連帯あいさつで新日本婦人の会の西川香子副会長は「コロナ禍でみんなが少人数のよさを実感した。子どもたちに豊かな教育を届けよう」と訴えました。

 各地の教組代表がオンラインで「子どもと教職員の命と健康を守るために国は決断してほしい」(東京)、「経済効率優先の統廃合が進められてきたが転換はまさに今だ。教員の多忙化解消も求めていく」(富山)、「特別支援学級の編成も8人から6人へ改正すべきだ。県教委に県独自の編成基準を求めている」(福島)と語りました。


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