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2020年9月5日(土)

全労連の「出番の情勢」 光る役割、強大な組織を

新役員が党本部訪問 志位委員長らと懇談

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(写真)全労連の小畑雅子議長(左手前)ら新役員と懇談する志位和夫委員長(右手前)=4日、党本部

 全労連の小畑雅子議長、黒澤幸一事務局長ら新役員が4日、新任あいさつのため日本共産党本部を訪れ、志位和夫委員長、大幡基夫労働局長らと懇談しました。

 小畑氏は、大会に寄せた志位氏のあいさつに感謝の言葉を述べるとともに、「コロナ禍で非正規労働者が真っ先に解雇されるなど労働者・国民の苦難に寄り添い、雇用と生活、権利を守る労働組合の役割を発揮していきたい」と表明しました。

 志位氏は「全労連が労働者・国民の命と暮らしを守る役割を発揮されていることを心強く思っています。女性議長が誕生したことは画期的なことですね」と述べました。

 黒澤氏は、「労働者が声を上げる動きが広がるなか、労働組合の存在が欠かせない。声を上げれば変えられると実感が広がっており、全労連を強く大きくしていきたい」と表明。

 志位氏は「コロナ禍で労働者が犠牲となり、社会のぜい弱さや矛盾が浮き彫りとなるなかで労働組合に対する見方も変化し、期待が高まっていると感じます。全労連の出番の情勢であり、大きく前進されることを期待しています」と語りました。

 小畑氏は「切実な要求実現と結んで各地で組合加入の動きが出ており、それを点から面に大きく広げていきたい」と述べました。

 志位氏は、自民党総裁選にふれ、「安倍首相が辞めても『安倍政治』とのたたかいの決着はついていない。決着は総選挙でつけなければなりません」と強調。小畑氏は「安倍政治を終わらせ今度こそ要求を実現できる政治をつくろうと呼びかけていきたい」と応じました。

 懇談には、全労連の川村好伸、清岡弘一、前田博史の各副議長、秋山正臣、布施恵輔、渡辺正道の各事務局次長が、党から米沢幸悦労働局次長が出席しました。


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