2020年9月5日(土)
きょう 沖縄「緊急事態」終了
知事、感染防止へ引き続き
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沖縄県の玉城デニー知事は4日、県庁での記者会見で、県内の新型コロナウイルス感染拡大防止対策として7月31日に発出し、終了期限を2度延長した県独自の緊急事態宣言を、5日で終了することを発表しました。
デニー知事は、感染拡大防止に取り組んできた県民に感謝の意を示しました。その上で、「流行は終わったわけではない」と述べ、引き続き県が行う感染防止対策への協力を呼び掛けました。
県内の米軍関係者を除く新型コロナ感染者は4日に新たに28人が確認され、累計2200人。在沖縄米軍関係者は新規に1人確認され、累計396人となりました。
緊急事態宣言解除の理由として、デニー知事は「1000人を超える療養者や600人以上の新規感染者数を記録した8月中旬をピークとして収束に向けた道筋が見えてきている」と説明しました。
今後、感染拡大の兆候が確認されるなどした場合は「沖縄県新型コロナ注意報」を発信して注意喚起を行い、感染防止対策の周知につなげる考えを示しました。PCR検査や保健所の体制拡充、医療人材確保と集団感染発生施設等への支援の体制整備などに、「引き続き全力で取り組む」と強調しました。