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2020年9月23日(水)

核兵器禁止条約 マルタが批准

発効へあと5カ国

45カ国目

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 国連が定めた「国際平和デー」に当たる21日、地中海の島国マルタが核兵器禁止条約の批准書を国連に寄託しました。22日付の「UNジャーナル」(国連の公式活動日誌)に掲載されました。これにより同条約を批准した国は合計45カ国。条約発効に必要な批准国数50まで残り5カ国に迫りました。

 マルタのメディアによると、同国のバルトロ外相は、「核不拡散と世界的な軍縮は、すべての人々と次の世代により安全な未来を保証するうえで極めて重要であり、今回の条約批准は、それに向けたマルタの揺るぎない誓約を証明するものだ」と語っています。

 また、21日の国連創設75年の記念会合で、マルタのフレイジャー国連大使は「きょうはマルタにとって特別な日だ。66回目の独立記念日であると同時に、核兵器禁止条約を批准した45番目の国となった」と紹介しました。

 核兵器禁止条約は2017年7月7日、122カ国によって採択。50カ国目の批准書が国連に寄託された後90日で発効します。


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