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2020年9月28日(月)

「都」構想よりコロナ

大阪府保険医協会が総会

 大阪府保険医協会第59回定期総会が26日、大阪市浪速区で開かれ「新型コロナ対策を最優先に 『大阪市廃止ノー』の姿勢を鮮明にして『都』構想に決着を」とする決議案が承認されました。

 高本英司理事長があいさつし、コロナパンデミックの中、新しい医療を真剣に検討する必要があるとした上で「住民投票は大阪市を廃止し、二度と戻れない4特別区にしてしまうことの是非を問うもの」とし、医療・社会保障を削って大企業、大株主のもうけのために大阪市をつぶしてしまおうとしている大阪府知事、市長のやり方を批判しました。

 決議案では、大阪維新の会は「二重行政」論で市民を分断し、住吉市民病院廃止や公衆衛生研究所の統廃合を強行したこと、効率や営利を最優先する新自由主義の政治では国民の命や健康を守れないことがコロナ禍で明らかになったが、維新の会は新自由主義路線を改めず再度の住民投票で「大阪都」構想を押し通そうとしていると指摘し、「大阪府市は『都』構想に固執するのではなく、コロナ対策を最優先にすべきである」と提起しています。


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