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2020年10月4日(日)

核兵器禁止条約の発効

国連総長「心待ち」

 【ワシントン=池田晋】国連が定める「核兵器廃絶国際デー」(9月26日)を記念する国連総会のハイレベル会合が2日、ニューヨークの国連本部で開かれました。国連のグテレス事務総長が冒頭で演説し、2017年に採択された核兵器禁止条約が「核の脅威を世界からなくしたいという多数の国の願いが反映したもの」とし、「発効を心待ちにしている」と述べました。

 グテレス氏は「核廃絶は一つの国家の命運を超越し、この惑星上の生命存続にとって不可欠だ」と指摘。同条約に後ろ向きな核保有国に対しては、「核軍縮努力を先導する責任がある」と指摘しました。

 核兵器禁止条約は、発効に必要な50カ国の批准まで、あと4カ国となっています。


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