2020年10月10日(土)
有名科学誌 相次ぎ報道 『サイエンス』も
学術会議介入
菅義偉首相が日本学術会議会員として推薦された6人の任命を拒否した問題は世界的に有名な科学誌『ネイチャー』が6日付の社説で言及するなど国際的な関心を呼んでいます(9日付既報)。米科学誌『サイエンス』はデニス・ノーマイル記者による記事「日本の新首相が学術会議との戦いを選択」を5日付で報道しました。
記事は、菅首相は拒否の理由を明らかにしていないが、任命を拒否された6人全員が、菅首相が前政権で官房長官を務めていた時に採択された法律を批判していたと指摘。学術会議が菅首相に理由の説明と6人の任命を求めていることを紹介するとともに、決定は違法だとする日本科学者会議の井原聰事務局長のコメントを掲載しています。