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2020年10月19日(月)

「大阪市守れ」の声を党派超えて上げよう

神戸 小池書記局長訴え

住民投票めぐり

 大阪市を廃止・分割することの是非を問う住民投票の投票日まで2週間となった18日、日本共産党の小池晃書記局長は神戸市中央区での街頭演説で、大阪市つぶしの問題点を語り、何としても「反対」多数を勝ち取るため「大阪のお知り合いに、ぜひ働きかけてください」と支援をよびかけました。

 小池氏は、「今度の住民投票で問われているのは『都』にするかどうかではない。大阪市を廃止するかどうかだ」と指摘。同日、大阪入りした公明党の山口那津男代表が「市であろうと都であろうと、大阪がずっと栄えることが大事だ」と演説したことにふれ、大阪市廃止の本質は「住民サービスを切り捨て、カジノ誘致や大型開発に市民の税金を注ぎ込むため、1人の指揮官に財源も権限も集中させようとするものだ」と告発しました。

 さらに、大阪維新発行のビラに、疑問の問い合わせ先として大阪府・市の部局である副首都推進局の電話番号が掲載されている問題を挙げ、「維新は大阪市役所まで動員し、なりふり構わぬ宣伝戦を繰り広げている」と強調。「大阪市を廃止して良いのかの一点が問われる選挙だ。大阪市を残したいと思う皆さんは、党派を超えて『大阪市守れ』の声を一緒に上げよう。大阪のお知り合いに働きかけ、2度目の、とどめの『NO』の審判を下そう」と力を込めました。


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