2020年10月21日(水)
なくすな大阪市
“生まれた街 消さんといて”
日刊ビラ 広がり実感
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大阪市廃止を問う住民投票(11月1日)に向け、大阪市をよくする会が連日、街頭や駅前など市内約100カ所で配布している日刊ビラが好評です。毎日内容が変わるビラに「今までにないくらい受け取りがいい」と対話の広がりを実感する声が寄せられています。
最新の第6号は「大阪市を残し、現役世代も高齢者も安心できる介護保険に」と訴え。大阪市を残せば、大きな財源を使って介護保険料の引き下げが可能だと紹介しています。
中央区の堺筋本町駅前では、人通りの多い出勤時間に合わせ、早朝からビラを配布。足早に仕事に向かう人たちも次々にビラを受け取ります。市外から仕事の研修で来たという30代の女性は「これから高齢者はどんどん増えていくから(介護保険を)手厚くしてもらったら助かる」とビラの内容にうなずきます。「自分は市外に住んでいるけど『都』構想のことは気にしていた。これは勉強になる」と真剣にビラに目を通しました。
西淀川区の姫島駅前では、ビラを受け取った青年が「特別区設置のための財源はコロナで困っている人に使うべき」と語ります。「都」構想で特別区設置に1300億円かけるより、コロナで苦境に陥る中小企業に支援をすべきと訴える内容(第5号)に共感を寄せました。
城東区・都島区の京橋駅前では「がんばりや、私の生まれた街を消さんといて」と宣伝参加者に声を掛ける女性や、「うちは4人家族で4票ある」と激励する人の姿もありました。