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2020年11月1日(日)

なくすな大阪市 住民投票「反対」ぜひ

共同の力で民主主義守ろう

山下副委員長が呼びかけ

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(写真)西田氏(左端)らと訴える山下氏(中央)=31日、大阪市

 大阪市廃止・分割の是非を問う住民投票前日の31日、日本共産党の山下芳生副委員長・参院議員は大阪市内を駆け巡り、「大阪市を守りましょう。投票では『反対』と書いてください」と訴えました。

 山下氏は、大阪市が廃止されて権限も財源も小さい四つの特別区になると、子どもの医療費助成や敬老パスなど今ある市独自の住民サービスが続く保障はなくなると指摘。「市の豊かな権限と財源は今まで通り市民のために使ってもらおうと思う人は、反対に投票してください」と述べました。

 市の4分割で年間218億円も行政コストが増大する―という大阪市財政局試算の新聞報道を紹介。これに維新の松井一郎代表(大阪市長)らが「ねつ造」「誤報」などと攻撃していることについて、市職員やメディアへの攻撃であると同時に「真実を知ろうとする市民への攻撃だ」と指摘。「立場を超えた共同の力で、大阪市を守り、民主主義を守ろう」と訴えました。

 JR玉造駅前で足を止めて聞いていた女性(52)は「一度否決されたのにまた住民投票をするのは、市民の意思を無視している。メリットばかりいう維新を信じられず、期日前投票で『反対』と書きました。息子たちにも呼びかけています」と話しました。

 西田佐枝子衆院近畿比例予定候補も一緒に訴えました。


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