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2020年11月1日(日)

なくすな大阪市 住民投票「反対」ぜひ

命守る力 大阪市守ろう

テレビ討論 山中党市議団長が主張

 大阪市廃止の是非を問う住民投票(11月1日)をめぐり、毎日放送(MBS)テレビ「ミント」が30日夕、討論番組を生放送し、大阪市議会の4政党・会派の代表が議論しました。日本共産党から山中智子大阪市議団長が出席しました。

 「都」構想を否決し、政令市・大阪市を残しての「大阪の将来像」を問われた山中氏は「大阪市はバブル期、政策の間違いで失敗した。でも、失敗したからつぶしてしまえば、元も子もなくなる。大阪市の持つ大きな力を今度こそ、そういうばかげた無駄遣いに使うのではなく、住民のみなさんの命とくらしを守る安心の社会保障。防災対策をしっかりと全力を尽くすとともに、住民の皆さんの声を一生懸命聴くという新しい、世界に誇る大都市に生まれ変わらせていきたい」と述べました。

 カジノ誘致に「特別区長」が反対したらどうなるとの問いに「権限は府知事にある。事業が遅れたりストップしたりすることはない」と言っていたが、と聞かれた大阪維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は「大阪市長も同じこと」と回答。自民党の北野妙子大阪市議団幹事長が、松井市長は「知事が決める。特別区長が口を出すと二重行政になる」と言ったが、知事の強権化だと批判。山中氏は「(カジノ事業者の)MGMがコロナで大変で、(大阪市の人工島)『夢洲(ゆめしま)』へ来るのは夢物語。ブレーキ役がいるのは大事なこと、府市一体で進めば大失策につながる」と指摘しました。


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