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2020年11月8日(日)

食べていける農業に

倉林副委員長ら訴え

京都・南丹 懇談会

 日本共産党の倉林明子副委員長・参院議員は7日、京都府南丹市で「農業・農村懇談会」に参加し、地元の農林業者らと懇談しました。吉田幸一衆院京都4区予定候補、南丹市、亀岡市、京丹波町の各議員団も参加し、約40人の参加者が、農業や地域をめぐる問題を活発に議論しました。

 倉林氏があいさつし「来たる総選挙で本気で野党連合政権を取りに行く」と表明。新たな政権で実現すべき課題として、グローバルで安ければいいという経済を克服し、食料自給率を高め、地域の農業が食べていける農業政策の実現を挙げ「共産党を増やして野党政権を実のあるものにしていく。力を貸してほしい」と訴えました。

 吉田氏は「経済効率優先、アメリカ言いなりの自公政治の最大の被害を受けてきたのが農業だ」と指摘し、「野党連合政権を実現し政治を変えたい」と力を込めました。

 農業者からは、米価の下落が直撃する下で農家への価格保障・所得補償が絶対必要であること、シカやイノシシなど獣害被害の深刻さ、地域の高齢化、後継者難で未来が見通せないことなどが共通して訴えられました。また、コロナ対策の持続化給付金申請をパソコン以外でもできるようにすることや、地域で唯一の医療施設の規模縮小に対する住民の不安解決への要望などが出されました。


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