2020年11月26日(木)

共産党　コロナ対策要請

「第３波」対策強めて

（写真）城間市長（右から４人目）に申し入れ書を提出する日本共産党市議団＝25日、那覇市役所

　新型コロナウイルス感染症「第３波」到来の危機を受け、日本共産党那覇市議団は市役所で２５日、緊急に「オール沖縄」の城間幹子市長に面会し、命と暮らしを守り、経済を立て直すための対策の拡充・強化を求めて申し入れました。

　申し入れは、団長の古堅茂治、湧川朝渉、我如古一郎、前田千尋、宮里昇、上原安夫、西中間久枝の党市議７人全員で行いました。

　申し入れ書は「検査と医療を抜本的に拡充すること」を強調。感染急増の危険がある地域・業種への「面の検査」による無症状感染者の発見、感染経路の追跡や空港・港での水際対策などを国・県と連携・強化することを求めています。

　営業時間短縮・休業要請も国・県と連携して十分な補償と一体で行うこと、国の持続化給付金の複数回支給、地域・業種別の支援ができる給付金制度の創設と、そのための地方への交付金支給を国に求めることなども提案。古堅団長は、年内を期限とする国の各支援制度の期限延長も、国に働きかけることを求めました。

　城間市長は「市として決断すべきところはしっかりと決断・対応したい。その際には共産党の皆さんにも後押しをぜひお願いしたい」と答えました。