2020年12月9日(水)
青森市長を厳重注意
議長・副議長 議場での反共攻撃に
青森市議会議長と副議長は7日、日本共産党の藤原浩平市議団長の一般質問(4日)に答えず、壇上から反共宣伝と議会冒涜(ぼうとく)に終始した小野寺晃彦市長に対し、「質問と関係がない発言だった」と厳重注意を行いました。
小野寺市長は、「議長に『ご迷惑をおかけした』と言ったが、陳謝ではない」(8日付東奥日報)と開き直っています。
問題となった小野寺市長発言は、藤原議員の質問に対し、党市議の交通事故問題を利用して、「市議団長として謝罪と処分を明らかに」と的外れの反共攻撃をしました。
また、「アリーナ計画凍結」を訴えている党に対し、自身が勝利した市長選挙結果を持ち出して、質問には答えず「民主主義を否定する党の姿勢の表れ」と勝手に攻撃するなど、異論を一切許さない姿勢を示しました。
藤原議員は、直ちに再質問で市長の姿勢を糾弾。党市議団は7日、謝罪と議事録からの削除を求め、市長宛てに抗議文を提出しています。
議会運営委員会でも市長発言に批判が上がり、議運の総意として長谷川章悦議長から市長へ注意することを決定しました。
市長は、共産党と市民運動敵視の言動を繰り返し、11月には庁舎での政党機関紙購読への干渉も行っています。