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2020年12月13日(日)

危険な脱法的動き

マイナンバー反対連絡会総会

 全労連などでつくる「マイナンバー制度反対連絡会」は11日、東京都内で総会と学習会を開き、菅内閣が推し進めるマイナンバーカードの利用拡大に反対する取り組みを議論しました。

 学習会では「共通番号いらないネット」の原田富弘さんが講演しました。自公政権のもとでマイナンバー制度が創設時から拡大と変質を重ねてきたことを強調。一例として、マイナンバーカードに入った電子証明書の発行番号をマイナンバー代わりにして個人情報をひもづけする動きがあることをあげ、「法的根拠がなく脱法的利用で、非常に危険だ」と指摘しました。

 また、政府が国会提出を狙うデジタル庁やマイナンバー関連の法案について、「自治体の業務システムを一つに“標準化”させ、自治体それぞれが持つ個人情報保護条例を国のゆるい基準にそろえさせるもの」と紹介。「デジタル庁に権限を集中させ、個人情報を企業が利用するため“邪魔”を取り除くというもので、地方自治の破壊だ」と批判しました。

 日本共産党の伊藤岳参院議員が出席し、あいさつしました。


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