2020年12月16日(水)
民青、鳥取大学長らと懇談
“1日水だけの学生も”支援を
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日本民主青年同盟鳥取県委員会の杉本純平委員長、岩永陽副委員長は14日、鳥取大学の中島廣光学長、田村文男、山口武視の両副学長と懇談し、コロナ禍で困窮する学生への支援を要請しました。日本共産党の岡田まさかず衆院鳥取1区予定候補、市谷知子県議、塚田成幸県書記長が同席しました。
杉本氏は9月から毎月、学生食料支援に取り組んでいると報告。そこで寄せられた「1日水だけで過ごす日もある」「1日の生活費は200円~300円」などの声を紹介し、▽学生支援給付金の希望者全員への給付▽大学独自の給付金、物資の給付▽バイトの紹介▽学費引き下げや減免▽就職支援―などを要望しました。
中島学長は学生への食料支援に感謝し、大学のオンラインアンケートに75%の学生が応じ、希望者の3割(865人)に給付金3万円を届けることができたと報告しました。
学生支援センター長を兼ねる山口副学長は、「授業料54万円を払えない学生は除籍になってしまう。教育ローンを紹介するので早く相談に来てほしい」と表明。実習や実験を3、4回に分けてやるのでオンライン・オンデマンド授業に頼るしかないと話しました。