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2020年12月27日(日)

選択的別姓実現には

京都 オンラインで「街宣」

写真

(写真)選択的夫婦別姓やジェンダーについて語り合う参加者=25日

 日本共産党京都府委員会のジェンダー平等・人権委員会は25日夕、オンラインで、ジェンダー問題を語り合う「バーチャル街宣」を行いました。

 たけやま彩子・衆院近畿比例予定候補、ちさか拓晃・京都2区予定候補が司会をつとめ、加藤あい京都市議、大河原壽貴弁護士、あかたちかこ氏(思春期アドバイザー)が参加しました。

 同日、政府の閣議決定で、「選択的夫婦別姓」の言葉が削除されるなど大幅に後退させたことが議論に。

 あかた氏は「現実に合わず困っている人がいるのになぜ変えないのか。人を大切にしない姿勢は耐え難い」と憤りました。

 大河原氏は、夫婦別姓を求める訴訟が最高裁の大法廷で審理される動きにも触れ「世論の力だが、国会はそれを待たずに変更すべきだ」と述べました。

 加藤氏は、議会の欠席理由に「出産」を明記させたことを紹介し「出産し議会活動をするにはまだ課題がある。当事者の声が届く多様な議会にすることが必要」と訴えました。

 たけやま氏は「コロナ禍で女性のしんどさが浮き彫りになった。みんなが尊重される社会をつくる選挙にしたい」と話しました。

 ちさか氏は「選択的夫婦別姓は野党で一致している。新しい政権ができれば、すぐにでも実現できる」と決意を語りました。


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