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2021年1月12日(火)

志位委員長・岡野さん 新春対談に反響

ケア労働・未来社会の展望…「頭すっきり」「希望がわいた」

写真

 「新春対談にふさわしい未来図をしめしていただき、勇気と希望が出てきます」「頭がすっきりと整理され希望がわいた」―本紙1月1日付の志位和夫委員長と岡野八代・同志社大学教授の新春対談(写真)が大きな反響をよんでいます。赤旗編集局には、メール、電話、はがきなど100通近い感想が寄せられています。志位委員長が党旗びらきのあいさつで紹介した、ケア労働の問題や社会主義・共産主義との響きあいについて触れた感想が多いのが特徴です。一部を紹介します。

 (対談全文)

国のあるべき姿 さわやかに深く

 丁寧に赤線を引きながら熱心に読んだ、一行一行心にとどめるように読み進めた。今まで気に留めてこなかったことがすっきりと心に届いた。国のあるべき姿、国民に対する姿勢をわかりやすく二人はさわやかに深く語って、何がおかしいのか、何が今求められているのか、コロナの脅威の今を、どのように生きていくのか、難しいことをわかりやすく語られています。頼りにできる人たちの存在のありがたさをしみじみ思いながら繰り返し拝読させていただいた。

「五つの提案」で新政権つくろう

 楽しく読み終えました。とくに「ケア労働がたいへん粗末に扱われている」「コロナ禍で女性の自殺が…」「保育士は一般職に比べて…」「男女平等で一番大きいのは…」といったことなど、なるほどと思うことが多々ありました。志位氏が「コロナ危機は、私たちのもろいところを…」といったのはその通りだと思います。今年は総選挙の年です。「五つの提案」の実現で新しい政権をつくることで新しい日本ができます。

ゴールはたぶん「同じ所」に実感

 日刊紙を購読して55年近くになるが、今回の新春対談はこれまでの中で一番すがすがしくわかりやすく、一気に読みました。岡野さんからの日常語での問いかけに柔軟に受け答えされるさわやかな志位委員長の発言がとてもよかった。「コミュニズム」「ケアの倫理」どちらが先と言うのではなく、ゴールはたぶん同じところにあると思いますという岡野発言を実感をもって聞きました。

「涙が出るほどうれしかった」

 保育士をしている私にとって、「ケア労働」が価値ある仕事で、それが個人の尊厳を大切にする営みである、ということに、涙が出るほどうれしかったです。「保育には競争がない」「教育で大事なことは『わかる』喜びをおしえること」。ひとつひとつ身に染みて、明日からの保育をがんばろうと思います。人を大事にすること、人権を常に考えること、大きな声でなくていい、小さな声でも、大勢の人があげることができるようにしたいと思いました。対談ありがとうございました。

声をあげ動けば政治変えられる

 コロナ感染が続く中、楽しい気分になれずにいたが元気がでた。菅政権には腹立つことばかり。現政権を批判し分析し、「強権政治とともに説明する能力がない政治は強いようでもろい」という志位委員長の言葉がすとんと心に落ちた。岡野さんがいうように「政治は何のために存在しているのか」ということを、本当にみんなが考えて、声をあげ、動き出せば、政治は変えられるんだとも思います。


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