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2021年1月24日(日)

共産党要請の「住居確保給付金」

首相「再支給を行う」

 菅義偉首相は22日、官邸で行われた第53回新型コロナウイルス感染症対策本部で、生活に困った人の家賃を公費で補助する「住居確保給付金」について、一度利用したことがある人にも「再支給を行うこととする」と表明しました。

 「住居確保給付金」は、休業などに伴う収入減少により家賃が払えなかった人に家賃相当額を支給する制度で、申請は1回限りで、一度支給を受け、支給を終えた人は、2度目の申請はできませんでした。

 日本共産党国会議員団は8日、政府に要望書を提出。この中で「住居確保給付金」について「生涯に一度しか申請できないという規定を見直す」ことを求めていました。

 日本共産党の田村智子議員は14日の参院内閣委員会で、同給付金は「いったん自力で家賃が支払えるようになった方が、今回の緊急事態宣言でまた生活困窮になった場合、2度目の申請ができない」と指摘。2度目の申請が可能になるように求めていました。これに対し、山本博司厚生労働副大臣は「必要性も含め、慎重に検討する」と答えていました。


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