2021年1月27日(水)
第3次補正予算案の組み替え動議 概要
日本共産党と立憲民主党が26日、衆院予算委員会に共同で提出した2020年度第3次補正予算案の組み替え動議の内容は以下の通りです。
【概要】
1、追加歳出(17兆9000億円)
(1)医療機関・医療従事者への支援(3兆円)
①医療機関支援(減収分の補てん)
②医療・介護・障がい福祉従事者・保育士等への慰労金
③潜在看護師の活用・研修の実施
(2)感染防止対策の徹底(1兆5000億円)
①医療・介護・障がい福祉・保育等従事者等への公費検査の実施
②検査の普及促進
(3)生活困窮への支援(3兆4000億円)
①緊急小口貸付・総合支援資金の延長(生活福祉資金貸付制度の充実)
②失業手当の支給割合引き上げ・日数延長
③中小企業新卒就業者等就業支援対策(内定取消防止)
④生活が困窮する低所得の子育て世帯への給付金
⑤大学授業料半額補助、アルバイト学生収入補助
(4)事業・雇用への支援(7兆5000億円)
①自粛要請に応じた事業者への支援
②持続化給付金制度の再開
③雇用調整助成金の特例措置の延長
④高収益作物次期作支援交付金の増額
(5)地方自治体の支援(2兆5000億円)
①緊急包括支援交付金の増額(1兆円)
②地方創生臨時交付金の増額(1兆5000億円)
2、新型コロナウイルス感染症対策予備費減額の撤回(1兆8500億円)
3、新型コロナウイルス感染症対策予備費の充当(▲4兆6644億円)
4、歳出削減(来年度予算での措置を検討)(▲6兆914億円)
(1)カーボンニュートラルに向けた基金の創設(▲2兆円)
(2)マイナンバーカードの普及促進(▲1336億円)
(3)大学ファンド(▲5000億円)
(4)「Go To トラベル」(▲1兆311億円)
(5)「Go To イート」(▲515億円)
(6)災害復旧事業等を除く、国土強靱(きょうじん)化の推進(▲2兆936億円)
(7)防衛装備品の支払い前倒しのための経費(▲2816億円)
5、追加歳入(8兆9942億円)
○特例公債の追加(8兆9942億円)