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2021年2月27日(土)

丸川男女共同参画担当相

田村氏会見 「適材適所なのか」

 日本共産党の田村智子政策委員長は26日、国会内での記者会見で、丸川珠代男女共同参画担当相を含む自民党有志の国会議員50人が、夫婦別姓導入を求める意見書に反対するよう求める文書を地方議員に出していたことについて問われ、「地方自治に対して行ってはならない圧力だ。このような人物を男女共同参画担当相にすることが適材適所なのか、阻害になるのではないか、と菅義偉首相に問いたい」と述べました。

 田村氏は、「国会議員が地方議員にこのような文書を出すこと自体、圧力であり、地方自治について理解しているのかと思う」と指摘。選択的夫婦別姓を求める声が強くなっているとして、「これに対して、自民党議員が最後の見苦しい抵抗勢力のような役割を果たしている。とくに若い方々が夫婦別姓を求めている。この当事者の声に応えずしてどうするのか」と批判しました。

民主主義のあり方崩す

愛知リコール不正問題

 日本共産党の田村智子政策委員長は26日、国会内での記者会見で、愛知県の大村秀章知事の解職請求(リコール)運動をめぐる不正署名問題への受け止めを問われ、「民主主義のあり方を根底から崩すような重大な問題だ」と指摘しました。

 田村氏は「公職にある人を辞めさせようということに、『そう思っていない』という人の名前を勝手に利用したものだ」と批判。同時に、「運動を呼びかけた人物が『私の知らないところでやられたことだ』と、誰一人、責任をとろうとしていないことに怒りを覚える」と語りました。

 署名を集めるさなかで、アルバイトを雇い名簿の書き写しをさせていたとして、「運動を呼びかけた人たちはどう責任をとるのか。このような責任逃れは許されず、追及されるべきだ」と述べました。


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