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2021年3月7日(日)

学術会議問題でアンビシャス賞

本紙記者 受賞スピーチ

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(写真)オンラインで行われたメディアアンビシャスの表彰式。中央の2人は「しんぶん赤旗」の三浦社会部長(右)と西沢学術・文化部長

 優れた報道を市民の側から評価することを目的に活動する北海道の市民団体「メディアアンビシャス」(代表=上田文雄前札幌市長)は6日、第12回表彰式をオンラインで開きました。菅義偉首相による日本学術会議会員候補の任命拒否を明らかにした「しんぶん赤旗」のスクープ(昨年10月1日付)が、大賞に次ぐ「アンビシャス賞」を受賞。三浦誠社会部長と西沢亨子学術・文化部長が出席し、スピーチしました。

 「赤旗」が同団体から表彰を受けるのは初めて。受賞の理由について、事務局は「政党機関紙の記事ということで論議もあったが、スクープの重さが優先された」と報告しました。

 受賞スピーチで三浦部長は「菅首相による強権的人事や『学問の自由』への介入は民主政治の根本をゆがめる。監視、告発を続けることがジャーナリズムに求められている」と発言。西沢部長は「学術会議としては任命拒否の撤回をあきらめたわけではない。任命拒否を既成事実化させないようにこれからが勝負。メディアあげて撤回を求めていきたい」と述べました。


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