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2021年3月16日(火)

豪各地で大規模デモ

性暴力をなくせ 女性ら怒り爆発

 オーストラリア各地で15日、女性への性暴力をなくせと大規模な「正義のための女性行進」が行われました。与党自由党の元女性職員が、連邦議会の大臣室で同僚からレイプされたと被害を名乗り出たことをきっかけに、女性たちの怒りが爆発しています。各地で黒い服を着て、「もう十分だ」「被害者に正義を」「家父長制を打ち壊せ」などと訴えました。(鎌塚由美)


 首都キャンベラの連邦議会前の集会には、数千人が参加し、被害を名乗り出た元職員ブリトニー・ヒギンズさんがマイクを握りました。「沈黙を続けていては、共犯になる」と名乗り出た理由を説明しました。

 自身の被害は「政治問題」にされたと述べ、モリソン政権が問題に適切に対処しなかったことを批判。「次世代の女性たちが安全で平等なオーストラリアを享受できるよう、連邦議会の職場文化、さらには、すべての職場文化を変えよう」と訴えました。

 キャンベラの集会を主催した女性たちのグループは、女性の声を届けようとモリソン首相に面会を要求。首相側からは「私的な会合」を提案されたとして、面会を拒否しました。

 現地からの報道によると、小さな町を含め全土40都市でデモ行進が行われました。先住民アボリジニや男性など幅広い人々が参加。第2の都市メルボルンでは、過去10年に暴力で殺害された女性たちの名前を書いた横断幕を持って市民が行進しました。

 北東部クイーンズランド州のパラシェ首相や州議会議員、連邦議員も各地のデモに参加しました。

 モリソン政権の主要閣僚にも性暴力疑惑が浮上しており、西オーストラリア州パースの集会では、疑惑がもたれているポーター司法長官に対し、「今すぐ辞めろ」と参加者が唱和しました。


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