2021年3月20日(土)
命とくらし守る市政に
静岡市議選告示 もとむら氏訴え
4候補が第一声
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政令市・県都の静岡市議選(定数48)が19日告示(28日投票)され、日本共産党の4候補が力強く第一声を上げました。63人が立候補し、多数激戦の様相です。
党候補は葵区(定数17)の杉本まもる(63)=現=、市川正(72)=新=、駿河区(定数14)の寺尾昭(76)=現=、清水区(定数17)の内田りゅうすけ(68)=現=の各氏。1議席増で議案提案権を獲得し、市民無視、大型開発優先の市政から、市民の命とくらしを最優先する市政への転換をめざします。
共産党は5回にわたり市にコロナ対策を要請。市民と力を合わせて「ワンストップ相談窓口」の設置、中小業者への無利子無保証融資制度や市独自支援を実現してきました。
4候補は、田辺信宏市政が市民無視で進める津波想定区域への清水庁舎移転・新築や、水族館を含む海洋文化施設など大型ハコモノ事業を批判。「大型ハコモノ投資は白紙にして、コロナ危機から命とくらしを守る市政にしよう」と訴えています。
衆院東海比例予定候補の、もとむら伸子衆院議員、しまづ幸広前衆院議員が応援に駆け付けました。もとむら氏は「コロナ禍での中小企業支援をはじめ、LNG(液化天然ガス)火力発電所建設阻止、小中学校普通教室のエアコン設置など党市議団の実績は抜群です。コロナ禍での病床削減、高齢者医療費2倍化などを押し付ける国政を変えるためにも、4候補を勝たせてください」と訴えました。