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2021年3月25日(木)

農政 家族農業主役に

農民連新役員と志位委員長が懇談

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(写真)農民連の新役員と日本共産党の懇談。右は長谷川敏郎会長、左は志位和夫委員長=24日、衆院第1議員会館

 農民運動全国連合会(農民連)第24回大会で選出された長谷川敏郎会長、吉川利明事務局長ら新役員は24日、日本共産党の志位和夫委員長を国会内の事務所に訪ねて就任あいさつし、懇談しました。

 長谷川氏は、志位委員長が大会にビデオメッセージを寄せたことに謝意を表明。コロナ禍での米価の暴落がより深刻になっており、過剰米の買い上げ、生活に困っている人たちへの食料支援、外国産米(ミニマム・アクセス米)の輸入停止・削減などを求めていると述べました。

 持続化給付金の取り組みでは農民連への信頼が広がり、仲間が増え、農政の対象から外されてきた中小農家が元気になっていると紹介。中山間地で小規模の農林業を営む長谷川氏は「私が会長に選ばれたのは『家族農家の代表として頑張れ』という仲間の思いの表れだと思っています。国連『家族農業の10年』の提起に応えた農政への転換に力を尽くしたい」と語りました。

 志位委員長は、「日本の基幹産業を担う農民連の運動が前進していることはとてもうれしいことです」と応えました。コロナ禍で新自由主義の破綻が明らかになり、「自然と共生する農業のためにも家族農業が大事です」と強調。「新しい日本をつくる五つの提案」でも農業を柱に位置付けたと述べ、「みなさんとともに頑張りたい」と語りました。

 懇談には農民連の藤原麻子、岡崎衆史の両事務局次長が、共産党からは、紙智子参院議員(党農林・漁民局長)、田村貴昭衆院議員、浦田宣昭国民運動委員会責任者が同席しました。


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