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2021年5月31日(月)

2021都議選

“安全安心の五輪できない” 開催中止求める声続出

八王子 小池書記局長迎えた街頭演説

 日本共産党の小池晃書記局長、アオヤギ有希子都議予定候補、吉川ほのか衆院東京24区予定候補が訴えた30日の東京・八王子駅前での街頭演説。足を止めて演説に耳を傾けていた人に話を聞くと、東京五輪・パラリンピックの中止を求める声が続出し、共産党への関心、期待が相次いで寄せられました。


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(写真)小池晃書記局長の訴えに拍手をおくる人たち=30日、東京都八王子市

 「知人から誘われて初めて政治家の演説を見に来ました」と話した30代夫婦。夫は東京五輪について「国は選手のためではなく、経済のために無理にでもやろうとしている感じがして嫌だ。変異株も心配だし、やはり中止すべきだ」と話しました。演説を聞き、コロナ禍でも病床削減が狙われていることを知り驚いたという夫。「これまでも選挙に行っていたが、こういう話を聞き投票先を考えるのは初めて。アオヤギさんにはぜひ頑張ってほしい」と語りました。

 買い物帰りの70代女性からは「今の状況で安全安心な五輪はできるわけないから反対。コロナの影響で生活や商売で苦しんでいる人がたくさんいる。そういう対策こそやってほしい」との声も。演説を聞いていた夫婦は「コロナ禍が始まり1年以上たつのに、何も対策をしてこなかったのは長年政権を取ってきたおごりじゃないか」と自民党政権への怒りをあらわに、「共産党に頑張ってもらいたい。夫婦二人で応援している」と語りました。

 たまたま通りかかって演説を聞いたという学生3人も「五輪をやって病気の人がこれ以上出るくらいなら延期した方がいい」と話しました。

 記者が声をかけると「初めて共産党の演説を聞く」という反応が多くありました。

 70代男性は「これまで自民党に入れてきたが今の首相にはもう我慢できない。特にコロナ対策が不満。ニュースを見て共産党はまじめにやっていると感じているから、今度は共産党に入れようかと考えている。だから演説を聞いてみようと思った」と語りました。


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