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2021年6月7日(月)

五輪中止 命守る都政

東京・江東 田村・あぜ上氏訴え

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(写真)街頭宣伝の後で住民の要望を聞く(手前右から)田村、あぜ上の両氏=6日、東京都江東区

 日本共産党の田村智子副委員長・参院議員は6日、東京都江東区で、都議選での、あぜ上三和子氏4選を勝ち取ろうと訴えました。

 田村氏は、五輪中止の声が大きく広がっていることにふれ、「もうコロナ感染の波を起こさないでほしいというのが国民の願いだ」と指摘。菅義偉首相と同じく、いまだに五輪開催に固執する小池百合子都政とそれを支える自民党、公明党、都民ファーストについて「命と暮らしに無責任な都政をもう許すわけにはいかない」と訴えました。また、都議会五輪対策特別委員会理事を務めるあぜ上氏が、都議会で五輪中止の論戦の先頭に立ってきたことも紹介しました。

 また、田村氏は“稼ぐ都政”を掲げる小池知事の下で、一極集中に拍車をかける大型開発、カジノ誘致検討が進められていることを批判するとともに、都立・公社病院の独立行政法人化を批判。都立病院なら医師も看護師も公務員として、行政の業務として感染症医療などの不採算部門の医療に当たれるが、独法化になれば「自ら稼ぐ」ことが強いられると告発しました。

 田村氏は「保育士、区議、都議として奮闘。あぜ上さんは人生の大半を福祉の前進のために尽くしてきた。必ず押し上げよう」と呼びかけました。

 あぜ上氏は、小池知事が1日の所信表明で五輪を観客を入れて行う方針を示したことを批判。「今、政治に住民の命を守り抜くことへの覚悟が求められている。そのために全力を尽くす」と力を込めました。


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