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2021年6月10日(木)

大幅な会期延長要求

野党が一致 補正予算の編成も

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(写真)会談する野党国対委員長=9日、国会内

 日本共産党、立憲民主党、国民民主党の国対委員長は9日、国会内で会談し、今国会が16日に会期末を迎えるにあたって、大幅な会期延長を求めていく方針を確認しました。また、新型コロナ対策の強化のために補正予算の編成が必要だとの点でも一致しました。

 会談では、緊急事態宣言が継続し、コロナ対策や東京五輪・パラリンピックの開催の是非などの問題が山積する中で、国会を閉じるという選択肢はないとの認識を共有しました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は会見で、「国会を閉じてしまえば国民の声に応えることができなくなる」と指摘。コロナ対策としてワクチンの安全・迅速な接種、大規模検査、十分な補償の3本柱を実行するよう引き続き求めていくとして、「そのためには会期を延長して、大規模な補正予算を組む必要がある」と強調しました。


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