2021年6月15日(火)
船橋市から五輪中止の審判を
市長・市議補選告示 志位委員長が応援
千葉
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千葉県船橋市長・市議補選が13日告示(20日投票)され、日本共産党の志位和夫委員長が「明るい船橋民主市政の会」の丸山慎一市長候補(65)=共産党推薦=と、共産党の佐川長(たける)市議候補(44)の応援に駆け付けました。
志位氏はコロナから市民の命をどう守るかが重要争点だと指摘。船橋市は今年に入って128日間が緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の中にあり、ワクチン・検査・補償のどの点でも菅義偉政権の無為無策と、市の不十分な施策の下で、市民が苦境に陥っていると指摘。丸山市長誕生でコロナから市民を守る市政をつくろうと訴えました。
「やるべきことを怠り、やったらだめなことに熱中している」と志位氏は五輪開催に固執する菅政権を批判しました。スタジアムでの観戦、会場の外でのイベント、東京の感染リスクが高まることを恐れての地方への移動の3点で人流をつくり、新たな感染拡大の波をつくる五輪は中止すべきだと強調。「東京に近接する65万都市の船橋で五輪中止を掲げる丸山市長が誕生すれば、中止に追い込む決定打となる」と強調しました。
丸山氏は、市が166億円をかけて無駄、無謀な海老川上流地区開発を進める一方で、国民健康保険、介護保険、下水道料金など市民生活は値上げラッシュを押し付けていることを批判。「命と暮らしを守る市政実現に全力を尽くす」と訴え。
佐川氏は、コロナ禍で苦しむ青年200人と対話したことにふれ、貧困に苦しむ学生への3万円の支援金実現などを訴えました。
「明るい会」の高橋稔代表、共産党の、さいとう和子前衆院議員も訴えました。