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2021年6月21日(月)

静岡知事に川勝氏

「リニアより水」訴え4選はたす

共産党が自主支援

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(写真)当選を喜ぶ川勝氏(左端)ら=20日、静岡市葵区

 20日投開票された静岡県知事選で、日本共産党が自主的支援をした無所属現職の川勝平太氏(72)が4選をはたし、自民党県政の復活を阻止しました。

 川勝氏は選挙戦でリニア中央新幹線建設による、大井川の水量減少を許さず流域の62万人の「命の水」を守る決意を述べ、ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)に登録され人類共有財産である南アルプスの自然を守る必要性を強調。対立候補はリニアを推進する自民党推薦の前国土交通副大臣だと指摘し「一事業者(JR東海)と結託した国策を許してはいけない」と訴えました。

 党静岡県委員会は、43万枚の静岡民報を配布。総選挙と一体の対話・支持拡大を展開し、川勝氏勝利に貢献しました。

 自民党が推薦する前参院議員の岩井茂樹氏(53)は及びませんでした。自民党は連日、大臣や国会議員を投入し、業界団体関係者が圧力をかける選挙戦をしました。


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