2021年7月5日(月)
那覇市議選告示 11日投票
菅政権に怒りの審判を
共産党7人全員当選必ず
結果が次期総選挙や今後の沖縄県内の大事な政治戦に大きく影響する県都・那覇市の市議選が4日、告示されました。11日投票です。定数40に63人が立候補する大激戦です。
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日本共産党は、フルゲン茂治(68)、ワク川朝渉(60)、我如古イチロー(63)、マエダちひろ(49)、上原やすお(61)、宮里ノボル(73)、西中間ヒサエ(47)の7人の現職候補の全員当選を目指します。
7候補の出発式に、日本共産党の、あかみね政賢衆院議員(沖縄1区)、田村貴昭衆院議員、まじま省三衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補、県議らが参加。「オール沖縄」の玉城デニー知事が激励のメッセージを寄せ、城間幹子市長が、出発式後の街頭宣伝に駆け付けました。
7候補は、無為無策のコロナ対応で命よりオリンピックを優先し、県民多数が反対する同県名護市辺野古の米軍新基地建設に沖縄戦犠牲者の遺骨を含む土砂の使用を計画している菅自公政権に、那覇市議選で「怒りの審判を下していこうではありませんか」などと呼びかけました。
オール沖縄と野党共闘の前進、総選挙勝利、野党連合政権の実現に向けて、「支持の輪を広げに広げ、議会に送り出してください」と訴えています。
オール沖縄の市政・県政の打倒を掲げ、あかみね議員の総選挙での追い落としを狙う自民党などは、出発式に多数動員し、企業ぐるみ選挙を展開するなど総力を挙げて取り組んでいます。
候補者の訴え
基地なき平和な島を
フルゲン茂治候補(68)
戦没者の遺骨を含む土砂を米軍新基地建設に使うことは断じて許せません。戦没者、遺族を冒涜(ぼうとく)する菅政権に、ウチナーンチュ(沖縄県民)の誇りと尊厳をかけてノーの審判を下しましょう。新基地ストップ、基地のない平和で誇りある豊かな沖縄へ、力を合わせましょう。
県民の心のよりどころ、首里城の早期再建を進めます。オール沖縄の城間幹子市政、玉城デニー県政と力を合わせ、誰一人取り残さない優しい那覇市へ全力を尽くします。
医療費無料 高卒まで
ワク川朝渉候補(60)
市議になったばかりの25年前は、子ども医療費の無料化は、ゼロ歳児のみが対象でした。医療費無料化の年齢引き上げを、党市議団は何度も議会で取り上げてきました。
いよいよ来年4月1日から病院窓口での自己負担のいらない子ども医療費無料化が中学卒業まで広がります。城間幹子市政、玉城デニー県政と力を合わせ、子ども医療費の無料化を高校卒業まで広げるために、全力で頑張る決意です。
声あげ政治変えよう
我如古イチロー候補(63)
菅自公政権は、コロナ禍で国民が苦しむ中、やっていることがあべこべです。
75歳以上の医療費窓口負担を2倍にする法律、新型コロナでベッドが足りないのに全国の公立・公的病院の病床を削減する法律、さらには基地の周辺の住民を監視する土地利用規制法の成立まで強行しました。
市民の命と暮らしを守るために働いてまいります。政権をもう変えましょう。国民が声を上げれば、政治は必ず変えられます。
多様性を認める市に
マエダちひろ候補(49)
一人ひとりが大切にされる当たり前の社会を実現していきましょう。日本共産党は、性の多様性を認める「レインボーなは宣言」やパートナーシップ制度などを推進する那覇市を全力で支えてきました。当事者のみなさんから「もっと制度を進めてほしい」との声を聞いてきました。
ヘイトスピーチ規制条例をつくります。みなさんとともに、ジェンダー平等社会の実現で一人ひとりの市民を守り抜く那覇市を前進させます。
コロナ対策を進める
上原やすお候補(61)
新型コロナ対策で、党市議団はオール沖縄の城間幹子市政や玉城デニー県政と力を合わせてきました。昨年8月の歓楽街・松山の飲食店などの従業員への大規模なPCR検査、医療機関への4億円の支援、就学前の教育・保育施設と放課後児童クラブの職員への慰労金給付などを実現させてきました。
新型コロナを収束させるためにオール沖縄の団結と前進で、未来をご一緒に切り開いていきましょう。勝ち抜かせてください。
高齢者 住みよい街へ
宮里ノボル候補(73)
マグロ類の水揚げ量が沖縄県内最大級の泊(とまり)漁港の競り機能を守り、魚市場の再整備を求め、「なはまぐろ」を守るために力を尽くします。
「聞こえは人生の必需品」―。高齢者のこの声を紹介し、加齢性難聴者の補聴器購入の補助制度を市議会で提案し、県内で初めて実現しました。補助制度の拡充に全力を尽くします。高齢者が住み慣れた街で生き生きと暮らせる、那覇市を目指していきます。
福祉前進 政治の基本
西中間ヒサエ候補(47)
障害のある両親の下で生まれ、両親から「弱い立場の人たちに手を差し伸べられる優しい人になりなさい」と言われて育ちました。
平和と福祉の心で市議会に臨み、障害者の外出時にヘルパーがつく移動支援を、通学時にも受けられるよう認めさせました。
福祉の前進は、子どもから高齢者までの生活を守る政治の基本となるもの。障害がある人もない人も安心して暮らせる希望の社会を実現するため、これからも頑張ります。