2021年8月12日(木)
国民は政権の本質実感
内閣支持率最低 穀田氏が指摘
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日本共産党の穀田恵二国対委員長は11日、国会内で記者会見し、NHKの世論調査で菅内閣支持率が第2次安倍内閣以来最低の29%となり、他メディアの調査でも急落している原因について問われました。穀田氏は、日本学術会議会員候補に対する任命拒否問題に始まり、新型コロナウイルス感染症対策の無為無策や感染拡大防止に逆行する「Go To」事業に加え、野党が求める臨時国会開会も拒否し説明責任を果たさない姿勢を指摘し、「菅政権に対する国民の批判がここにまできているということの表れだ」と厳しく批判しました。
また、広島市や長崎市での式典あいさつでの読み飛ばしや遅刻などで、被爆者に心を寄せない姿勢があらわになったと指摘しました。
穀田氏はさらに、自民党の元閣僚から東京五輪での日本選手の活躍が「政権の力になる」などの発言が出たことに言及し、「こういう発言で、この政権の本質を多くの方々が肌で感じてきていることの表れだ」として、「いよいよ菅政権を倒さないといけないとの意を強くしている」と述べました。