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2021年8月25日(水)

大雨被害の支援要請

党京都府議団が知事に

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(写真)大雨被害の支援、復旧策を求めて申し入れる党府議団=23日、京都市上京区

 日本共産党京都府議団(原田完団長、12人)は23日、西脇隆俊知事に対し、府内各地を襲った大雨被害への救済支援や復旧などの対策を求めて申し入れしました。

 京都府では、長雨に加え、短期間の集中豪雨が重なった地域で河川が氾濫。京都市を中心に一部損壊や床上・床下浸水は46棟に上っています。

 申し入れでは、災害発生を繰り返す京都市の安祥寺川などが今回も溢水(いっすい)し、復旧と防止の緊急対策が必要と強調。がけ崩れや通行止め、農業や林業などの被害調査も急がれていると述べています。

 府議団が12日深夜から避難所や災害現場を地元の地方議員と回り、被害の把握と被災者からの聞き取りをしたことを踏まえ、被災者生活再建支援法の適用や、仮に同法が適用されなくても府独自支援策の周知・拡充・弾力的運用などで対応するように要望。今後の台風・集中豪雨に備えた危険地域などの緊急点検と応急対策も急ぐよう求めました。

 光永敦彦、浜田良之、迫祐仁の3府議が参加し「雨の様相が変わり、一点に集中する被害も出ている。国の制度は面的な被害が前提で、府としてきめ細かい支援が必要だ」と強調。対応した壺内賢一危機管理部長は「局所的な被害は制度の隙間に置かれるところがある。市町とも意見交換していく」と述べました。


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