2021年8月29日(日)
私と日本共産党 衆院比例予定候補は語る
九州・沖縄 田村貴昭予定候補(60)
金権腐敗と無縁 金看板
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中学生の時にロッキード事件が起き、なぜ総理大臣が逮捕されたのか、よくわかりませんでした。日本共産党が企業献金を受けず、清潔な政治活動を貫いていることを知ったのは、学生時代。こんな党があったのか…子どもの頃からの疑問が解けたようで、喜んで入党しました。
所属していたのは北九州市の小倉地区委員会。事務所は一軒家で、ここでよくご飯を食べ、風呂にも入れていただきました。私にとって共産党はまるでわが家でした。
金権腐敗とは無縁の党。40年前に知った事実は、今に至るも全く変わらず共産党の金看板です。2月の衆議院予算委員会で、鶏卵汚職事件の質疑に立ちました。農水大臣が大臣室で、大手鶏卵メーカーから数百万円のワイロを受け取った事件は、まるで現代版“越後屋”です。「カネを渡した側の要求が、受け取った側の大臣のもとですべて実現している」。真相究明への論戦に、他党の議員からも「よく調べているね」「第2弾は?」と声が掛かりました。
桜を見る会、官房機密費など、「しんぶん赤旗」がスクープを放ったとき、野党の仲間は驚いた顔をして「御党の調査能力には脱帽」「どこから情報が届くの?」と。いや、私もびっくりしているんですよ(笑)。情報提供者を守るところも、この党が信頼を寄せられているところ。
2015年、衆議院に企業団体献金の完全禁止法案を提出したときは感無量でした。今度は、これを可決できる勢力に躍進を遂げたい。清潔な政治の実現へ、総選挙がんばります。