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2021年9月4日(土)

比例ブロックの様相

中国(定数11) 大平さんの議席絶対奪還

核廃絶へ政権交代を

写真

(写真)街頭で訴える大平よしのぶ予定候補とすみより聡美予定候補

 比例中国ブロック(定数11)で日本共産党は52万5千票を得票目標に掲げ、大平よしのぶ予定候補の議席奪還を何としてもと、すみより聡美予定候補とともに、日々奮闘しています。

自公への怒り

 比例中国ブロックは、11議席のうち自・公で7議席を占める保守の強い地域で、「桜を見る会」での国政私物化問題、河井夫妻による大買収事件、「女性は平気でうそをつく」などの杉田水脈議員の女性差別発言など自民党の悪政が集中する地域です。コロナ感染拡大の中、市民からは「政府はコロナに無策。科学の力で封じ込めるべきだ」「政治と金の問題に対処しろ。自民党は河井個人の問題だとして、党として解決していない」など自公政権への怒りが噴出しています。

 核兵器廃絶は、国民の願いです。今年1月に発効した核兵器禁止条約に、被爆者が喜びの声を上げましたが、日本政府は署名・批准しようとしていません。大平予定候補は、「ヒロシマの心を国会へ、そして世界へ」との思いを胸に、懸命に活動を続けてきました。2017年の国連会議に参加し、サーロー節子さんから「あなたたちが政府をかえてください」と託されたと話します。

 議員時代の大平予定候補の国会初質問は原爆症認定制度の抜本的見直し、原爆投下直後に降った放射性物質を含む「黒い雨」被害者の救済の要求でした。

 広島高裁は7月、原告84人全員を被爆者と認定し、被爆者健康手帳の交付を命じました。政府が上告を断念し判決が確定。世論の力で、画期的判決を政府に認めさせたのです。広島県「黒い雨」原爆被害者の会連絡協議会の高野正明会長は「裁判をいつも傍聴し、支援していただいた大平さんに恩返しがしたい。広島で共産党を躍進させて大きくしていく活動が、一番の恩返しだと考えている」と語りました。

被災者と共に

 災害対策でも、大平予定候補の活躍は大きな力となっています。今年7、8月の豪雨災害では、広島・島根の被災地に直ちに調査に入りました。国会議員の時は、大平予定候補は2014年8月の広島土砂災害の被災者支援について取り上げ、被災者生活再建支援金制度の拡充を要求。さらに公費による民有地土砂の撤去、被災家屋の公費解体、避難所の改善も、被災者とともに声を上げて大きく前進させてきました。

 大平予定候補は議席を失って以来、中国地方全107自治体を訪問し、コロナ禍で苦しむ120を超える業者や団体から困りごとや要望を聞き、行政へも届けてきました。

 中国5県の支部や後援会は、日本共産党の積極的支持者を拡げる担い手づくりのために見本紙や大平予定候補の宣伝ビラをセットにした「対話袋」を使用した折り入って作戦に力を入れて活動し、街頭宣伝の回数も増やしました。

 広島県府中町での街頭宣伝で大平予定候補は「4月に行われた参院再選挙で、野党統一候補が勝利し、横浜市長選挙でも野党の共同候補が圧倒的大差で勝った。市民の力で政治は変わる。総選挙でも、市民と野党の共闘の勝利へ全力を尽くし頑張ります」と語りました。

 すみより予定候補は岡山県内を中心に、地方議員、支部・後援会員とともに対話や街頭宣伝を重ねています。


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