2021年9月21日(火)
四国ブロック 勝手連が「比例は共産党」
白川予定候補を必ず国会へ
訪ねると快く対話が弾む
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総選挙が目前に迫るなか、四国比例ブロック(定数6)では、日本共産党の白川よう子予定候補を絶対に国会へ送ろうと、市民や共産党支部が「比例は共産党」と支持を広げるために奮闘しています。
愛媛県では毎週木曜日に、政権交代とジェンダー平等の視点を持つ女性議員を増やそうと、市民と党派を超えた地方議員が参加する「白川よう子を国会へ送る会・えひめ勝手連」が街頭宣伝に取り組んでいます。
「自公政権もう嫌だ。選挙に行ってみんなでかえよう。市民と野党が共闘で政権交代果たしましょう。比例区は共産党、さあ変えよう」―。
16日午後5時半からは松山市駅前で街頭宣伝し、自作した歌も歌い、白川予定候補への応援を呼びかけました。
宣伝は多くの人がビラを受け取るなど、注目を集めました。街頭宣伝を聞いていた15歳の女子高校生はニュースをいつも見ており、最近現代社会の授業で選挙や政治の仕組みを習ったと言いました。「女性の活躍やジェンダー平等の話がとてもよかった。女性議員がもっと増えてほしいと思っている。選挙権を持ったら、白川さんみたいな候補者を応援したい」と話しました。
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市民一緒に応援
勝手連で活動する武井多佳子県議(無所属)は「四国の衆院議員すべてが男性。議会に女性を送る会の活動を25年続けてきたが、女性議員は少ない。なかなか女性候補者も出ない。そんな中でジェンダー平等社会実現を掲げ、県議としての経験が豊富ですぐに大活躍できる白川さんが出てくれた」と白川予定候補を国会に送るために「比例は共産党」と呼びかける理由を語ります。
「野党共闘も成熟した今、政治を変え、多様性のある政治を実現させるために、共産党を市民と共に応援する経験が必要だ。これまで以上に共産党が正面に力強く出てほしい。白川さんが国会議員にふさわしい素晴らしい人だとアピールすることで共産党のすごさも伝わり、比例は共産党と強く切りだせるようになる」
勝手連の活動範囲は広がっています。この日は朝8時から砥部町で車道に向けて横断幕を掲げ、ハンドマイクで白川予定候補への支持を訴えました。
この日の宣伝に参加していた愛媛県退職教職員協議会の伊藤修一事務局長は、共産党の大野良子久万高原町議と、白川予定候補のビラを使った対話活動にも取り組んでいます。「(比例は共産党と言うと)『なぜ共産党を応援するのか』と言われることもあります。だから大野さんと一緒に訪問対話して、じかに『共産党の人』の人柄を知ってもらいます。どんな人も『共産党の人は、とても懸命で温かい』と認識を変えました」と語りました。
統一候補と共に
高知県の日本共産党は今、白川予定候補を当選させるためには「比例は共産党」と政党名で投票する制度を紹介するとともに、野党統一候補の高知1区の武内のりお予定候補と2区の広田一予定候補の名前を記載した名刺サイズの後援会ニュースを配布しています。これまでの野党共闘型の選挙の反省から電話かけや対面での対話では最初に「比例は共産党」と必ず呼びかけるようにしています。
高知市の大津・高須支部の支部長は、コロナ禍の訪問で逆に対話してくれる人が増え、こんな時だから対話が歓迎されることもあると、この間の活動の経験を語ります。「コロナ禍で普段人と会って話せないために、訪ねると快く対話が弾み、共産党を紹介しやすくなった。白川さんが候補者だと多くの人が知っているので、共産党をセットで紹介している」と言いました。
高知市東部地域の日本共産党女性後援会「グロリオサの会」は、白川予定候補を招いた独自の集いや宣伝を開いて共産党支持を広げています。「地域の人たちに、白川さんはこんなすごい素敵な人だと直接言えるのが、大きな強みです」と語りました。
高知市の大谷支部の支部委員は、共産党支部の活動や赤旗読者拡大の活動が、比例での支持拡大につながっていると強調します。「普段の党の活動にしっかり取り組んでいると、自分は共産党という意識が強くなるから、選挙の支持拡大でも強く訴えられるようになる。電話かけでも応援の声が増えている。共産党への信頼や期待は確実に強まっている」と語りました。(井上拓大)