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2021年10月5日(火)

その願い 国政へ 奮闘比例予定候補 市民から反響

北陸信越 藤野やすふみ予定候補

「野党提出の原発ゼロ基本法案。成立へ政権交代に期待」

気候危機打開へ懇談

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(写真)中嶌(左端)、石地(左から2人目)両氏と懇談する(同3人目から)山本、藤野、かねもとの各氏=2日、福井県小浜市

 日本共産党の藤野やすふみ衆院議員(北陸信越比例予定候補)は2日、原発が集中立地する福井県で原発反対運動に長年取り組む中嶌(なかじま)哲演・明通寺住職=小浜市=、石地優氏=若狭町=と小浜市で懇談し、気候危機打開と原発ゼロの思いを重ね合いました。

 かねもと幸枝衆院北陸信越比例予定候補(福井1区重複)、山本貴美子敦賀市議が同席しました。

 藤野氏は、待ったなしの気候危機打開のため、党が発表した「2030戦略」を紹介しました。原発と石炭火力からの撤退、省エネルギーと再生可能エネルギーの普及で二酸化炭素排出を減らし、「大量生産・大量消費の社会を転換し、雇用は254万人、国内総生産(GDP)は200兆円以上増える」と強調。「危機打開に全国で取り組むことになり、立地自治体に新しい可能性の道を開く」とのべました。

 中嶌氏は、「直近10年間の活動の原点は、やはりフクシマです」とのべ、石地氏は大事な農林漁業の全国的な衰退に対し、「(若狭は)原発がきたことで拍車がかかった」と指摘しました。

 中嶌氏は、野党が国会に共同提出した原発ゼロ基本法案について、「3年もたなざらしで、けしからん。やっぱり国会の与野党の力関係ですね」として政権交代に期待を寄せました。

 藤野氏も「エネルギー政策はすぐれて自治、民主主義の課題であり、ゼロ法案のバックボーンにもなっている」とのべ、ゼロ法案の実現のためにも政権交代に意欲を示しました。


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