2021年10月16日(土)
“共産党は「天皇制は憲法違反、廃止すべきだ」という政党”と公明・山口代表
「完全なデマ発言」 小池書記局長が撤回要求
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公明党の山口那津男代表が衆院解散直後の東京都内での演説(14日)で、日本共産党が「天皇制は憲法違反、廃止すべきだ」と言っているなどと攻撃したことが「朝日」などの報道でわかりました。
日本共産党の小池晃書記局長は15日、国会内で記者会見し、「わが党の綱領には、『天皇の制度は憲法上の制度』と明記しており、『憲法違反』であるわけがない。しかも、天皇の条項を含め、『現行憲法の前文をふくむ全条項をまもる』としている」と指摘。山口氏の発言は「二重の意味で誤りであり、荒唐無稽で完全なデマ発言だ」と厳しく批判し、「山口代表には発言の撤回を求める」と表明しました。
小池氏は、日本共産党綱領が示す天皇についての立場は記者会見などで繰り返し表明してきたと強調。「公党の、しかもその代表が他党にものを言うときには、少なくとも綱領ぐらい読んでから批判すべきだ」と指摘し、「デマで選挙を汚すようなことはやめるべきだ」と述べました。