2021年10月21日(木)
野党統一候補勢ぞろい
宮城 6候補が街頭演説
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宮城県の衆院選6選挙区でたたかっている市民と野党の統一候補が一堂に会する街頭演説が19日夕、仙台駅前で開かれ、各候補の力のこもった訴えに会場一帯は熱気であふれました。「誰の演説ですか?」と聞いてくるなど、帰宅途中の市民の注目を集めました。
主催した市民連合@みやぎの草場裕之共同代表は、「自公政権という船以外の船を野党統一候補が浮かべ、希望をかなえるチャンスです」と述べ「怒りを胸に、希望を語って政権を必ず交代しよう」と呼びかけました。
日本共産党の4区・ふなやま由美候補(比例重複)と6区・内藤たかじ候補、立憲民主党の1区・岡本あき子、2区・鎌田さゆり、3区・大野そのこ、5区・安住淳の4候補が決意を語りました。
「宮城の希望・光」と紹介された、ふなやま候補は「市民と野党の共闘で政権交代し、命、福祉、暮らし、雇用、人間が生きることを何よりも大事にする政治へと変えていきましょう」と訴えました。
内藤候補は、宮城の基幹産業の1次産業を危機に陥れたのが自民党政治だと指摘。福島原発の汚染水海洋放出を批判し「市民と野党の共闘で農林水産業を守ろう」と訴えました。
立民の国対委員長、安住候補は「市民連合と交わした共通政策を必ず守る」と述べ、積み重ねてきた国会での野党共闘の実績を強調し「自公政権を倒し、連立政権をつくろう」と呼びかけました。