2021年10月28日(木)
新基地阻止へ勝利必ず
沖縄1区 あかみね候補と応援弁士訴え
日本共産党の志位和夫委員長が駆け付けた、「オール沖縄」代表で同党の、あかみね政賢沖縄1区候補の27日の街頭演説での、あかみね候補と応援弁士の訴え(要旨)を紹介します。
歴史的なたたかい
あかみね政賢候補
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沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設中止は、今度の総選挙で政権交代を目指す4野党の共通政策に盛り込まれた大きな課題です。
新基地建設問題の発端は、1995年に起きた米兵による少女暴行事件です。事件に対する県民の怒りに、日米両政府は米軍普天間基地(同県宜野湾市)の返還を言いましたが辺野古への「移設」条件付きでした。
少女の人権を蹂躙(じゅうりん)しておいて新基地を造って寄こせ、こんな無法な要求を県民が受け入れられるはずはありません。県民の間に、新基地建設反対の声が燃え上がりました。これが「オール沖縄」です。私たちの歴史的なたたかいです。オール沖縄の候補4人全員、1区では私を何としても勝たせてください。
若者 まっすぐ共感
沖縄県知事 玉城デニーさん
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沖縄1~4区それぞれの「オール沖縄」の候補者は、沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設反対、オスプレイ配備撤回を求める「建白書」の実現のため、大激戦を必死にたたかっています。勝利は皆さんの頑張りにかかっています。沖縄1区では、あかみね候補必勝へ、力をどんどん送りましょう。
あかみね候補の政策や行動力は、無党派層の方々からも注目を集めています。あかみね候補の政策・理念に、若い方々が真っすぐに共感しているからだと思います。
人の痛みに寄り添う「チムグクル(真心)」こそが、誇りある沖縄を実現する力です。その未来の姿を描いていくために、あかみね候補をぜひともよろしくお願いします。
子や孫に平和残す
那覇市長 城間幹子さん
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沖縄の民意をないがしろにしている沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対です。
新基地は完成まで何年かかるかわからないと言われます。世界一危険な米軍普天間基地(同県宜野湾市)の一日も早い「危険性の除去」のための「辺野古移設」だと政府は言いますが、その間、戦闘機が飛び、危険は続きます。
辺野古の危険な新基地を半永久的に使われるかもしれないという県民の恐怖を、取り去ってくれるのは誰でしょうか。
保革の立場を超えて「建白書」を実現し、子や孫に平和で誇りある豊かな沖縄を残したい。ウチナーンチュ(沖縄の人々)の心を、あかみね候補に託し、国会に届けてもらいましょう。私たちも後押しをします。
政治の風景変える
保守・中道政策集団「新しい風・にぬふぁぶし」/県議 翁長雄治さん
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国民に諦めさせる政治を終わらせ、自己責任論を押し付ける政権を代えましょう。
私の父(翁長雄志前知事)が亡くなって3年以上がたちます。「『オール沖縄』はもう終わった」と何度も言われました。しかし、県民は今、一丸となってオール沖縄の意思を引き継ぐ努力をしています。オール沖縄は政治家や政党のものではなく、県民一人ひとりの決意であり覚悟です。
諦めなければ子どもたちに民主主義を、しっかり残すことができる。この選挙は必ず勝たなくてはなりません。県民の手の中にある1票は、沖縄の未来への大切なチケットです。必ず、あかみね候補を当選させ、政権交代し、一緒に政治の風景を変えましょう。