2021年11月16日(火)
路面沈下・地滑り続発
長野・国道19号 武田参院議員ら調査
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日本共産党の武田良介参院議員は15日、今年7月に発生した地滑りなどで通行規制が続く長野市の国道19号付近の災害現場を調査しました。共産党の和田明子県議と阿部孝二、黒沢清一、竹内茂の各長野市議が同行しました。
7月6日早朝、長野市篠ノ井小松原地区で地滑りが発生。地滑り現場近くの国道19号犬戻(いぬもどり)トンネル付近は、11月中に解除するとしているものの、現在は深夜帯に一般車両の全面通行止めを続けています。
武田氏ら一行は、小松原地区の地滑り現場を視察。地滑りが起きた山の麓で、ブルーシートや大型土のうの設置などが行われている様子を確認しました。
また一行は、今年2月に路面沈下が判明した国道19号の信州新町地区も併せて調査。同地区の復旧・地滑り対策工事を施工する業者の案内で現場を見回りました。同地区は3月21日から1カ月半の間、全面通行止めに。犀川(さいかわ)沿いの国道19号付近で相次ぐ地滑りや通行規制に、地元住民の不安の声が上がっています。
調査を終えた武田氏は「犀川沿いに走る国道19号の、脆弱(ぜいじゃく)性に着目した地滑り等の対策が必要。徹底した原因分析に基づき責任ある交通規制解除の見通しで、住民に十分な説明をするよう国に求める」と話しました。