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2021年11月27日(土)

米軍MV22オスプレイ 相次ぐ訓練・事故に抗議

赤嶺氏ら沖縄防衛局に

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(写真)宮崎次長(右端)に要請書を手渡す赤嶺氏(左から3人目)ら=26日、沖縄県嘉手納町

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(写真)水筒の落下現場を視察する赤嶺氏(手前)と党県議団=26日、沖縄県宜野湾市

 米軍のMV22オスプレイによる相次ぐ訓練・事故に対し、日本共産党沖縄県委員会・県議団は26日午後、沖縄防衛局(同県嘉手納町)で厳重に抗議し、在沖縄米軍機の飛行・訓練を停止させることや米軍普天間基地(同県宜野湾市)の即時運用停止と閉鎖・撤去を要請しました。

 米軍のMV22オスプレイは、同基地の所属機が23日、金属製の水筒を同市野嵩(のだけ)の住宅密集地に落下させ、19日には県などへの事前通告もなく3機が米軍那覇軍港に飛来しました。今月に入ってつり下げ訓練も相次いでいます。25日には、3機が同軍港に陸揚げされているのが確認されました。

 党県委員長の赤嶺政賢衆院議員は、26日午前に党県議団と水筒落下現場や同軍港を視察しました。

 防衛局での要請で赤嶺氏は、米軍が「頻繁に実施されるものではない」としているにもかかわらず、同港への飛来・陸揚げが相次いだことの説明を求めました。応対した宮崎順・防衛局次長は「米側に情報提供を求め、得られた情報を速やかに関係自治体にお知らせする」と述べるだけで、説明できませんでした。

 提出した要請書は、水筒落下発生後の通報体制の遅さを批判。▽那覇軍港の目的外使用を許さず、無条件撤去を米側に求めること▽日米地位協定の抜本的な改定―なども求めています。党県委・県議団は26日、那覇市の外務省沖縄事務所でも抗議・要請を行いました。抗議・要請には党那覇市議も参加しました。


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