2021年11月28日(日)
市民主体の活動前へ
維新政治にどう立ち向かう
堺でトーク集会
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市民と野党の共同で政治を変えようと運動する「堺からのアピール」は27日、堺市南区で「総選挙をふり返り維新政治にどう立ち向かうか」をテーマにトーク集会を行いました。
桜田照雄阪南大学教授は「維新の弱点は地域経済政策。インバウンド・観光頼みの集客産業と都市再開発に集中し、それに代わる政策がない」と指摘。大阪の経済をどうするかを市民同士で考え政策化して市民全体に広げる運動と、運動の中で地方議員を育てることが大事だと話しました。
たたかいの突破口はカジノ誘致をめぐる環境・財政問題にあるとし、予定地の大阪・夢洲(ゆめしま)開発では5000億円規模の将来にわたる損失が懸念されるなど、大型開発の失政を維新がくり返そうとしていることをまじめに追及することが重要だと話しました。
参加者から、路上トークや共同街宣・動画配信など市民が主人公の選挙をつくる取り組みが紹介され、市民主体の活動をもっと強めていきたいなどの発言が次々と出ました。
同地域の日本共産党、立憲民主党、社会民主党の議員や候補者らも出席。総選挙で候補者として奮闘した森流星氏(共産)は「自公・維新に打ち勝つために共闘の発展が求められている」と訴え。森山浩行衆院議員(立民)は「市民が主催することで幅広い方に訴えが届くなど効果を実感した」と話しました。