2021年12月3日(金)
F16飛行停止・撤去要請
青森県に共産党県議団
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日本共産党青森県委員会と党県議団(安藤晴美団長)は2日、三村申吾県知事に対し、米軍三沢基地所属のF16戦闘機が11月30日に同県深浦町などへ燃料タンクを投棄したことに抗議し、F16の飛行停止と撤去を求める申し入れをしました。
深浦町の落下地点は役場や民家に近接し、人命に関わる大惨事の可能性がある極めて危険な重大事故だと指摘。▽米軍に対して厳しく抗議し、原因や対応策を逐一明らかにするよう求める▽重大事故が頻発するF16戦闘機の飛行停止・撤去を求める▽4日から始まる八戸市を含む日米合同訓練の中止を国と米軍に対して求めることなどを要望しました。
県防災危機管理課の東宗武課長代理に要望書を提出し、斎藤美緒党県書記長は「二度とあってはならないという立場でF16の飛行停止と撤去を米軍に求めてほしい。日米合同訓練は絶対に中止を」と強く求めました。
東課長代理は、知事も原因究明・再発防止などを米軍三沢基地司令官に強く要請したと報告し、「あってはならないというのは県も一緒の思い。引き続き地元自治体と対応します」と答えました。
日本共産党上十三地区と同三沢市委員会は1日、米軍司令官に対し抗議文を提出しました。