2021年12月15日(水)
維新 切るのは女性の声
大阪府議会定数減に反対
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大阪維新の会府議団が来年2月定例府議会に府議会議員定数を削減する条例改定案を出そうとしている問題で13日、定数削減に反対する女性たちの宣伝が大阪市の京橋駅前で行われました。選挙権があるという高校生が足を止め、シール投票に「反対」と投じました。
維新案は「身を切る改革」として人口当たりの議員数を全国最小値にし、現在88の定数を79へ9減し、53選挙区中31の1人区を36(全体の7割)に増やすとしています。
宣伝は、石田法子元大阪弁護士会会長ら定数削減に反対する10氏の「女性有志アピール」の呼びかけで13人が参加。リレートークで「1人区の多い府議会は女性はわずか6人。ますます女性の声や多様な民意が切り捨てられます。身を切られるのは府民です」「大阪はコロナの死者数が人口当たり全国一。府民の声を受け止めて命や暮らしをどう守るか議論するのが議会です。定数削減の議論をしている場合ではありません」「府民が知らない間に議会過半数の力で決められてしまってはなりません」などと訴えました。