2021年12月18日(土)
聞いた中身に答えず
小池書記局長が首相を批判
日本共産党の小池晃書記局長は、17日の参院予算委員会での質問後、国会内で記者会見し、岸田文雄首相の答弁について、「言葉遣いは丁寧だが、聞いている中身にことごとく答えず、はぐらかし、逃げまくっていた。国民は今日の答弁では納得できない」と批判しました。
小池氏は、森友学園問題での公文書改ざんをめぐっては、「岸田首相は繰り返し『真摯(しんし)に向き合う』と言いながら、“訴訟中だから”赤木雅子さんには会えないとか、“参考人招致は国会が判断すること”だとか、今まで通りのやり方で逃げた」と指摘。国土交通省の基幹統計改ざんについても、「全統計の再点検の『検討』くらい言うかと思ったが、それさえ拒否した。非常に憤りを覚える」と述べました。
さらに、選択的夫婦別姓をめぐり、「岸田首相は“早期実現”を掲げる議員連盟の呼びかけ人をやっていたのに、いろいろ言い訳をして実現を拒否するというのは、政治家として信用できない。極めて無責任な姿勢が明らかになった」と強調。今後も引き続き、岸田政権の姿勢や問題点を追及していくと決意を述べました。