2022年1月30日(日)
辺野古リポート
被害は将来の子どもに
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●1月24日 ちるだい。だが現場で頑張る
沖縄県名護市長選から一夜明けた24日、キャンプ・シュワブゲート前。コロナ禍で「オール沖縄会議」としての活動は休止していますが、県民十数人が感染症対策をとり、自主的にゲート前に座り込みました。その中の1人、名護市の女性(66)は「市長選は残念! と言うより“ちるだい”(沖縄方言で、ぐったりする、がっかりする)です。新基地が完成した場合、被害を受けるのは受けいれた政治家や私たちではなく、将来の子どもたちです。これからも現場で反対し続けます」と語り、持ち前の美声でたたかいの歌をリードしていました。
●27日 海上チームが監視活動を再開
防衛局はこの間、「コロナ禍も市長選も関係ない」とばかりに、1日当たり輸送船3隻(ダンプカー900台)分もの赤土を琉球セメントの鉱山から辺野古へ海上輸送しています。
ヘリ基地反対協海上チームは、コロナ禍もあり、市長選に全力をあげるため監視活動を休止していましたが、25日から活動を再開しました。月・土曜日は辺野古の浜で、火・木・金曜日は安和港での活動です。27日は安和港でカヌー5艇、ゴムボート1隻で活動しました。