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2022年2月23日(水)

コロナ深刻 現場の声聞き市民守れ

共産党市議団 大阪市長に申し入れ

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(写真)申し入れる(右から)寺戸月美、山中、井上浩、長岡ゆりこ各市議=22日、大阪市役所

 日本共産党大阪市議団は22日、松井一郎市長宛てに、新型コロナウイルス感染症に関する緊急申し入れを行いました。大阪市健康局の新谷憲一局長らが対応しました。

 大阪ではオミクロン株による感染が、全国でも類をみない深刻な事態にあります。保健所業務がひっ迫し、2万人を超える発生届が滞ったことで、必要な措置がとられず、症状が悪化し手遅れ寸前になる人も出ています。保健所からの電話によるファーストタッチの異常な遅れ、疫学調査の不足とともに、高齢者施設等でのクラスター未掌握という事態が生じ、不安が大きくなるばかりです。

 山中智子市議団長は、党や市議団に寄せられた市民の声を紹介しながら、「現場の声を聞き、保健師など専門家が必要な業務に専念できるよう一刻も早く手を打ち、全庁挙げて市民の命と健康を守ることを最優先にすべき」だと訴えました。

 申し入れは、▽保健所等の体制の強化、集中的な応援▽陽性者への最も効果的で確実・必要なフォロー▽希望する自宅療養者全てへの配食サービスの実施▽PCR検査体制の抜本的拡充▽入院体制・宿泊療養の拡充▽コロナ関連情報のわかりやすい発信▽3回目のワクチン接種推進のため、集団接種会場を増やす―などを求めています。

 新谷局長は「現場の声を聞き、遅れを解消したい」と答えました。


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